今回は『なんどもなんども行きたくなる ディズニーランドの不思議』を購入したので、読みたいと思います。
比較的最近発売された本ですが、ディズニーマニアにはおすすめの本ですよ!
どんな本なの?
書いた人:芳中晃 (元オリエンタルランド食堂部)
ざっくり内容:日米での経験を元に、パークの不思議を解明
この本は、2007年に中経出版より出版されました。ざっくり内容:日米での経験を元に、パークの不思議を解明
東京ディズニーランド開園時代のオリエンタルランドで、食堂部の教育・トレーニングやマニュアル作成の総責任者もしていた『芳中晃』氏によって書かれました。
彼はフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドでの勤務や、大型テーマパークのプロジェクト・マネジメントの経験もある、実力者です。
そんな彼の経験をもとに、リピーターを獲得するにはどんなことを重視すればいいのかという内容が書かれています。
海外での勤務経験もあるため、広い視点で書かれています。接客などのサービス業に携わる方にオススメだと思います。
隠れミッキーや待ち時間短縮などの裏技は書かれていませんが、もちろん、東京ディズニーリゾートを好きな人にとっては、気になる本ですね!
どこで買ったの?
ぼくは、BookoffOnlineで購入しました。
数年前に手に入れたのですが、タイミングよく中古の在庫があり、300円で買うことができました!!
Amazonは、在庫が豊富なのでオススメです!楽天市場やYahooショッピングでも、たまに値段の安い中古品が出品されていることもあります。
手に入れやすい今のうちにゲットしましょう!早いうちがオススメです!
本の構成は?
下記のような5章から構成されており、216ページあります。
文章が中心ですが、たまに可愛いイラストが挿入されています。
- ディズニーサービスの神髄
- 本物のサービスを考える
- 大事なものは目に見えない
- バックステージをつくる
- 教育とトレーニングはこうする!
日本のパークだけでなく、海外のパークでの経験も書かれていたのが印象的でした。
アトラクションに関して、こんな気になる記述もありました。
ジェット機だと、機種にもよりますが、50億円以上くらいですかね。
さらにアトラクションには、金額だけでなく、時間もかかるといいます。
10年・・・オリンピックが2回も来てしまうくらいかかったんですね!
目先だけの経費削減がダメな理由の具体例として、パークの厨房の例が挙げられていました。
高い理由は、自動洗浄や自動消火の機能が付いているかららしいです。それにより、アメリカ製のはクリーニングが必要ないとのことです。
今もそうなっているのかは、わかりませんが・・・
パークでの挨拶といえば、「こんにちは、ようこそ!」というのが定番ですよね!なんと、その生みの親は著者なのだとか!?
そこで、著者は提案したと言います。
これでは「いらっしゃいませ」だらけでウンザリしてしまいます。(中略)そこで、あいさつの基本を「こんにちは」にしようと提案しました。(p,89)
「こんにちは」を採用した理由についても語っています。
お互いにあいさつがしやすくなるから選んだようですね。ちなみに、「こんにちは」が浸透するまでに2年くらいはかかったそうです。
細部のこだわりとして、2つのアトラクションの具体例が書かれていました。
アトラクションの入り口に置いてある、スチームトラクターの話が有名ですよね!
初耳の話です!!芝までもこだわるとは・・・さすが、ディズニーですね!
著者はフロリダのディズニーワールドでも働いていたので、その体験が語られています。
内部はこんな施設があるといいます。
一番いい場所にある、社員食堂が気になります!!どこにあるんでしょうか・・・?
ちなみに、東京ディズニーランドの地下については、この本で明かされています!
知る人ぞ知る中古品の通販サイトなのですが、駿河屋で扱っている商品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも検索できない場合が多いです。
ディズニー関連の本やCD、DVDもなぜか破格で出品されていることが多いです。
ぼくもお世話になっています!!
在庫は激しく変動するので、タイミングが合えば、破格に出会えるかもしれません。
著者は日米どちらのパークでも働いたことがある方なので、ディズニーの裏話が伊賀に豊富です。
他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください!
サービス業でリピーターを増やすための参考書だけでなく、ディズニー好きな方が読んでも楽しめる内容に仕上がっていると思います。
最近発売されていますが、比較的手に入れやすいです。一読する価値はあると思うので、ぜひチェックしましょう!
こちらは2004年に発売されましたが、同じ内容みたいです。
気になった内容は?
高橋社長とのエピソード
激務と不安の中、私たち従業員のところへちょくちょく笑顔で近寄ってきては、肩をポンと叩きながら、「頑張ってくれよ。君たちが頼りだ!」と、気軽に声をかけて(p,17)
社長なのに、物凄く距離が近かったんですね。そして、著者はこう感じたとか。
日本のオリエンタルランドへ入社したときの気持ちは、「アメリカよりも優れたディズニーランドをつくる!」というものでした。ところが、高橋社長にお会いし、会うたびにいつもこのように声をかけてくださるので、いつの間にか私の気持ちが、「この人のために素晴らしいディズニーランドをつくるぞ」に変わっていたのです。(p,17)
こんな思いにさせてくれるとは、高橋氏の人柄に惚れていたんですね。
ちなみに、この本にも高橋氏とのエピソードが書かれていましたよ!
アトラクションはジェット機1機分!?
アトラクションに関して、こんな気になる記述もありました。
どのアトラクションも完成するまでにかかるコストは、少なく見積もってもジェット機1機買えるくらいです。(p,57)
ジェット機だと、機種にもよりますが、50億円以上くらいですかね。
さらにアトラクションには、金額だけでなく、時間もかかるといいます。
ソフトの構築に3〜5年もの年月をかけ、それからそのアトラクションに合うように、さらに3〜5年をかけて詳細にソフトを構築していることです。ディズニーシーにある『インディ・ジョーンズ』のアトラクションは、実際のアトラクションとしてソフトの完成に10年を要したと聞いています。(p,57)
10年・・・オリンピックが2回も来てしまうくらいかかったんですね!
厨房のダクトはアメリカ製!?
目先だけの経費削減がダメな理由の具体例として、パークの厨房の例が挙げられていました。
ディズニーの厨房についているダクトシステムは、日本メーカーの3倍の値段もする、アメリカ製のシステムが設置されています。(p,70)
高い理由は、自動洗浄や自動消火の機能が付いているかららしいです。それにより、アメリカ製のはクリーニングが必要ないとのことです。
値段は3倍だとしても、長いスパンで考えれば、結果的にコストを安く抑えられることになるのです。目先だけの「経費削減」は、むしろ「無駄な運営経費の増加」でしかありません。(p,71)
今もそうなっているのかは、わかりませんが・・・
「こんにちは」誕生秘話
パークでの挨拶といえば、「こんにちは、ようこそ!」というのが定番ですよね!なんと、その生みの親は著者なのだとか!?
ディズニーのマニュアル(英語)では、あいさつはさまざまで、一つに統一してあったわけではありませんでしたが、日本語訳ではほとんどが「いらっしゃいませ」と翻訳されていました。(p,88)
そこで、著者は提案したと言います。
これでは「いらっしゃいませ」だらけでウンザリしてしまいます。(中略)そこで、あいさつの基本を「こんにちは」にしようと提案しました。(p,89)
「こんにちは」を採用した理由についても語っています。
こちらが従業員であることが分かっているのですから、「こんにちは」とあいさつを返してくれる可能性が高くなります。ワンウェイからツーウェイのコミュニケーションになる(p,90)
お互いにあいさつがしやすくなるから選んだようですね。ちなみに、「こんにちは」が浸透するまでに2年くらいはかかったそうです。
スプラッシュ・マウンテンに本物の芝!?
細部のこだわりとして、2つのアトラクションの具体例が書かれていました。
ビッグサンダーマウンテンで使われている小道具のほとんどは、担当者が半年間もの年月をかけて、実際にアメリカ中をまわって集めてきたものなのです。つまり、つくりものではなくて「本物」なのです。(p,96)
アトラクションの入り口に置いてある、スチームトラクターの話が有名ですよね!
『スプラッシュ・マウンテン』というアトラクションがあります。ここではレイアウトのデザインとして本物の芝が使われているのですが、これも日本の芝だけでなく、わざわざアメリカから持ってきた芝も使っています。(p,98)
初耳の話です!!芝までもこだわるとは・・・さすが、ディズニーですね!
ディズニーワールドの地下
著者はフロリダのディズニーワールドでも働いていたので、その体験が語られています。
米・ディズニーワールドには、地下に地上と同じくらいの広さのフロアがあります。一般のお客様からは絶対に見えることはなく、基本的に入ることもできないスペースです。(p,123)
内部はこんな施設があるといいます。
各アトラクションの下には、そこのキャストの休憩室などがあり、大抵の施設(トイレやドリンクなど)は、徒歩1分前後の距離にあります。
それ以外の施設も充実しています。理髪店、コンビニ、郵便局、銀行、食堂など、ほとんどの施設があり、たいていの用事は事足りるようになっています。
さらに社員食堂。これは地下だけではなく、地上の一番いい場所につくられています。ゲストのための一番いい食堂よりもいいところにつくられています。(p,124)
一番いい場所にある、社員食堂が気になります!!どこにあるんでしょうか・・・?
ちなみに、東京ディズニーランドの地下については、この本で明かされています!
ぼくのオススメの買い方!
ぼくのオススメの買い方は「1,500円以上のお買い上げで送料無料!通販ショップの駿河屋」です!知る人ぞ知る中古品の通販サイトなのですが、駿河屋で扱っている商品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも検索できない場合が多いです。
ディズニー関連の本やCD、DVDもなぜか破格で出品されていることが多いです。
ぼくもお世話になっています!!
在庫は激しく変動するので、タイミングが合えば、破格に出会えるかもしれません。
まとめ
東京ディズニーランド開園時代に、食堂部の教育・トレーニングやマニュアル作成の総責任者もしていた方によって書かれた本の紹介でした。著者は日米どちらのパークでも働いたことがある方なので、ディズニーの裏話が伊賀に豊富です。
他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください!
サービス業でリピーターを増やすための参考書だけでなく、ディズニー好きな方が読んでも楽しめる内容に仕上がっていると思います。
最近発売されていますが、比較的手に入れやすいです。一読する価値はあると思うので、ぜひチェックしましょう!
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