【ディズニーの本】『ディズニー式 魔法のサービス哲学』を読んでみた!

【ディズニーの本】『ディズニー式 魔法のサービス哲学』を読んでみた!
こんにちは。ぼくです。

今回は『ディズニー式 魔法のサービス哲学』を購入したので、読んでみます。

ディズニーマニアには必見な本ですよ!

どんな本なの?



ディズニー式魔法のサービス哲学

書いた人:小松田勝 (元オリエンタルランド食堂部)

ざっくり内容:ディズニーランドのサービスについて解明 


この本は、かつてオリエンタルランドに在籍し、東京ディズニーランド開業時に教育分野で関わったことがある、『小松田勝』氏によって書かれ、2012年に発売されました。


教育のプロフェッショナルである著者が、ディズニーランドでの経験を通して、お客様を感動させる仕組みや、ホスピタリティについて学ぶことができます。



自身の実際の経験をもとに記されているので、非常に濃密な内容です。イラストや図を用いて説明されているので、分かりやすさもあります。

隠れミッキーや待ち時間短縮などの裏技は書かれていませんが、東京ディズニーリゾートを心から愛する人にとっては、非常に興味深い本です。

どこで買ったの?


ぼくは、Amazonマーケットプレイスで購入しました。

数年前に手に入れたのですが、タイミングよく中古の在庫があり、300円で買うことができました!!

Amazonは、在庫が豊富なのでオススメです!楽天市場やYahooショッピングでも、たまに値段の安い中古品が出品されていることもあります。

手に入らなくなる前にゲットしましょう!早いうちがオススメです!

ちなみに、下記の本は文庫化する前のものみたいです。


本の構成は?


ディズニー式魔法のサービス哲学

下記のような4章から構成されており、219ページあります。

文章が中心ですが、イラストや図での解説も豊富です。

  1. 世界中で愛されるディズニーフィロソフィー
  2. 感動を生むキャストのコミュニケーション
  3. チームワークを高めるコミュニケーション
  4. ディズニーランドのキャストの育て方

パークでの経験談が多いので、必見の内容ですね!

気になった内容は?

ディズニーランドの地下通路


東京ディズニーランドの地下室や地下通路の存在については、噂も含めよく聞きます。本書では、その真実が明かされていました。

都市伝説で、VIPのお客様や有名人の人たちが通るために用意されていると言われています。残念ながらこれは、ただの噂です。(p,64)

VIPが通るための地下通路はなかったのですね。。。

しかし、地下通路は存在します。
東京ディズニーランドには3本の地下通路が存在します。一般のゲストが通ることはできませんが、そこでレストランで使用する食材や、ショップに並んでいる商品を搬送しているのです。(p,64)

搬出入用の地下通路は存在しているのですね!

ちなみに、この本には地下通路の場所も記されていましたよ!


ディズニーランドの建物


東京ディズニーランドのシンボルでもある「シンデレラ城」には、建築的な仕掛けがあるといいます。

ワールドバザールの道の幅は、一定ではありません。出口に近づくにつれて、徐々に細くなっているのです。これは目の錯覚を利用した、ディズニーランドの仕掛けで、道幅をせまくすることによってワールドバザールの道が長く見え、シンデレラ城がより遠くに見えるのです。(p,128)

そんな仕掛けがあったのですね!気づきませんでした。さらに、

シンデレラ城を構成する石のレンガは、1個ずつその大きさが違い、上へ行くほどレンガは小さくなっているのです。そうすることによって、実際の高さよりも高く見えるようにしています。(p,129)

そんなふうにできていたとは・・・今度行った時に、注目したいですね!

ちなみに、高さのつながりでこんな豆知識もありました。パークの周辺にある、オフォシャルホテルに関する記述です。

建設時、すべてのホテルが15階建て以上で計画されていました。しかしそのホテルの完成イメージ図を見た米国のディズニーランドのスタッフは、周囲とバランスが取れていない問題に気づき、本社に確認したのです。その結果、全てが12階以下、最高でも50〜55メートルまでの高さに修正されたのです。(p,129)

周囲の建物の高さにまでこだわるなんて、さすがディズニーですね。

舞浜駅は東京ディズニーランド前駅だったかも!?


舞浜駅といえば、東京ディズニーリゾートの玄関口として今では当たり前です。その駅名の由来に関するコラムも載っていました。

建設当時、実は「東京ディズニーランド前駅」という駅名になる可能性があったのです。JR側は現・舞浜駅を東京ディズニーランド前駅にすべく、オリエンタルランド社と交渉を進めていました。(p,172)

しかし、アメリカのディズニーランド社はそれを了承しなかったと言います。その理由は、

「東京ディズニーランド前駅」にすることで、駅周辺の施設でも「ディズニーランド」という名前が使われてしまう可能性があることと、もしも事故が起きたとき、「ディズニーランド」の印象が悪くなってしまうことなどを懸念して却下されることとなったのです。(p,172)

確かに、『「東京ディズニーランド前駅」で人身事故が発生』と聞くとマイナスイメージですもんね。さらにこんな記述が。

そこで提案されたのが、ディズニーランドの所在地でもあるマイアミにちなんだ「マイアミビーチ」という名前でした。
結果的に、マイアミの「マイ=舞」と「ビーチ=浜」を日本語にした駅名がつけられました。(p,173)

この記述は・・・ちょっと誤ってますね。ディズニーランドの所在地は「マイアミ」ではなく、「オーランド」です。「フロリダ」のくくりなら間違ってないですが・・・

もっと細かく言うと、ディズニーランドは「カリフォルニア」にありますね。「フロリダ」にあるのは、『マジック・キングダム』です。

あと、舞浜という地名は駅がある前から決まっていたような気がしますが・・・?

ちなみに、舞浜の由来はマイアミビーチではありません!命名した本人が、本に書いてました!!



ファストパスはキャストが考えた!?


「アイ・ハブ・アイデア」という活動の一環で、興味深い記述がありました。

ファストパスを取得すれば、待ち時間も、ほかのアトラクションも楽しむことができるのです。これも、キャストが考えた画期的なアイデアです。(p,210)

すごい!あの仕組みもキャストが考えたのですね!でも、アメリカの方が先にあったような・・・?導入を提案したということですかね!

ぼくのオススメの買い方!

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ディズニー関連の本やCD、DVDもなぜか破格で出品されていることが多いです。ぼくもお世話になっています!!

在庫は激しく変動するので、タイミングが合えば、破格に出会えるかもしれません。

まとめ

東京ディズニーランドのサービスに焦点を当てた、非常に興味深い内容の本でした。

著者がパークで実際に働いていた際の経験話も豊富で、実際の裏側を知ることができるところも魅力的です。ちょっと信頼度にかける情報もありましたが・・・


他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください!

彼が書いているこちらの本もオススメですよ!

サービスにおいてお客様を感動させる秘訣や、おもてなしの極意が書かれているので、テーマパークに興味がない方でも参考になること間違いなしです。

詳しい内容を知りたい方は、是非買って読んでくださいな!

ちなみに、下記の本は文庫化する前のものみたいです。

     
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