【ディズニーのレア本】『魔法の国からの贈りもの 「ディズニー」とともに歩いた人生』を読んでみた!<前編>

【ディズニーのレア本】『魔法の国からの贈りもの 「ディズニー」とともに歩いた人生』を読んでみた! <前編>
こんにちは。ぼくです。

今回は『魔法の国からの贈りもの 「ディズニー」とともに歩いた人生』を購入したので、読んでみます。

ディズニーマニアの方に、おすすめの本ですよ!

どんな本なの?



魔法の国からの贈りもの 「ディズニー」とともに歩いた人生

書いた人:上澤昇 (オリエンタルランド元副社長)

著者:上澤昇 出版:PHP研究所 発売:2008年


この本は、東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランド元副社長の『上澤昇』氏によって書かれました。

2008年に発売されているので、比較的最近に発売された本ですね。


ゲストを「おもてなし」するというサービスの視点から、夢の国を支えてきた著者の人生がこの本に記されています。

隠れミッキーや待ち時間短縮などの裏技は書かれていませんが、東京ディズニーリゾートを心から愛する人にとっては、非常に興味深い本です。

どこで買ったの?


ぼくは、BookoffOnlineで購入しました。数年前に手に入れたのですが、タイミングよく中古の在庫があり、100円で買うことができました!!

Amazonは、在庫が豊富なのでオススメです!楽天市場やYahooショッピングでも、たまに値段の安い中古品が出品されていることもあります。

比較的入手しやすい、早いうちの購入がオススメです!

本の構成は?



魔法の国からの贈りもの 「ディズニー」とともに歩いた人生


下記のような3部、11章から構成されており、196ページあります。

文章が中心で、写真や図はありませんでした!

  1. サービスを超える「おもてなし」
    1. なぜ私たちのサービスが目標とされるようになったか
    2. ほんとうのおもてなしを目指していますか?
    3. つねに人間を主役に考えて仕事に取り組む
    4. おもてなし−私たちが目指した究極のサービス
  2. ブランド力を活かして変化し続ける
    1. 「変わらないもの」と「変わるもの」を共存させる
    2. エンターテイメントの王道
    3. 事業を通して世の中に貢献するということ
    4. ブランド力−私たちが成功した最大の理由
  3. 夢を実現する交渉力
    1. 目標に接近せよ!
    2. 強く願うことで道は開ける
    3. 交渉力−私たちが「ディズニー」を誘致できた理由
言葉だらけなので、ちょっと読むのに疲れるかもしれませんね。

気になった内容は?

今回は、前半の1〜6章で気になるところをピックアップ!!

日本は海外のマニュアルを超えている!?


東京ディズニーリゾートといえば、接客面でのレベルも高く、ゲストの満足度も高いことで名高いです。

はたして、パーク運営に関するマニュアルはあるのでしょうか?こんな記述がありました。

マニュアルは米国のディズニーランド独自に構築し、所有する、施設運営のための基本ソフトであり、知的財産の中核をなすものです。それを日本側が勝手に変更したり、手を加えることはできません。私たちがやったのはマニュアルを変えることではなく、マニュアルを「超える」ことでした。(p,42)

マニュアルは存在していたのですね!!しかし、米国のディズニーから提示されたマニュアルは、変更や手を加えることができないとは。。。

そこで、日本で行われたのがマニュアルを「超える」ことで、サービスをさらによくしたんですね!

こんな例えが書いてありました。

本場アメリカでは園内で急病人が発生した場合、救護室に通報するのみで病人には手を触れてはいけないとマニュアルで定められているという。そこで、日本ではそのマニュアルを「超える」ために、キャストに救急救命講習を受けさせることにより、処置をできるように対応したという。

米国と日本では訴訟などの観点で違いがあると思いますが、マニュアルにもこう言った違いがあるとは、非常に興味深いです!

車椅子対応のボートは日本発祥!?

いっつ・ア・スモール・ワールドといえば、東京ディズニーランドのファンタジーランドにある、大人気のボート型アトラクションです。

このアトラクションですが、車椅子の方も乗ることができたのはご存知でしょうか?しかも、米国では下記の理由で車椅子お断りだったらしいです。

例えば米国では、「イッツ・ア・スモール・ワールド」などのボートには、身体に障害があって自立歩行が困難なゲストは乗れないことになっています。ボートが転覆したとき、自力での脱出や救助が難しいという理由からです。(p,46)

今でこそ米国でも専用のボートが設置されてるみたいですが、日本発祥だったんですね!

日本が先駆けて車椅子専用ボートの導入を決断したことは、サービスやマニュアルを超える「おもてなし」が実現できたということですね!ちなみに、リニューアルで車椅子NGになってしまったようですね。。。

日米のスペース・マウンテンの発射間隔の違いとは!?


トゥモローランドにある、スペース・マウンテン。パークの中でも1、2を争う人気の絶叫アトラクションです。

人気アトラクションゆえに、こんな工夫があったのですね!

「スペース・マウンテン」の発射間隔ですが、ロサンゼルスのディズニーランどでは三十秒間隔で九台の走行であるのに対し、TDLでは、二十秒間隔で十一台の走行が可能になっています。(p,49)

ロサンゼルスと日本では、同じ機械を使っているにも関わらず、発射間隔にこんなにも違いがあるとは驚きですね!

この違いが生まれた理由は、米国がマニュアルを守ることに固執していたことに対し、日本はそれを上回る工夫や努力をしたからだといいます。

日本人の勤勉さを改めて実感する内容ですね!

園内が綺麗な秘密:ナイト・カストーディアル

東京ディズニーリゾートはいつ行っても綺麗だ!いつ掃除しているんだろう・・・?

皆さんは不思議に思わないだろうか?その秘密が書いてありました。

ナイト・カストーディアルは午後十時の閉園後に出勤してきて、ホージングと呼ばれる清掃を行います。ちょうど消防士が消火活動をするように、水圧の高いホースからの放水によって、園内のすべての施設や路面の汚れや埃を洗い落とす作業です。(p,72,73)

TDLの清潔感を保つためには、カストーディアルと呼ばれる”掃除人”の存在が欠かせないと言います。

その中でも深夜に掃除をするナイト・カストーディアルは必要不可欠な存在ですね!

夏の熱帯夜の日も、冬の極寒の夜も、長く思いホースを体に巻きつけて作業しているというから、感謝でいっぱいですね!

WDI(ウォルト・ディズニー・イマジニアリング)とは?


WDI(ウォルト・ディズニー・イマジニアリング)と名づけられた、そのシンクタンクはテーマパークに関する企画、開発、デザインなどを総合的に担当する組織であり、各方面から多くの才能が結集されています。(p,90)

ディズニーランドというテーマパークを創り上げるために、WDIというシンクタンクが存在するみたいです。

デザイナーや建築家、画家、音楽家、生物学者など多彩な分野の専門家が集まってパークを創造しているんだとか!?

過去には、スペインの画家「サルバドール・ダリ」や宇宙飛行士の「ゴードン・クーパー」もWDIに籍を置いていたんですって。


後半はこちらをチェック!

日本発のエンターテイメントがあった!?など、驚くことがいっぱいでした。



ぼくのオススメの買い方!

ぼくのオススメの買い方は「1,500円以上のお買い上げで送料無料!通販ショップの駿河屋」です!

ゲーム・古本・DVD・CD・トレカ・フィギュア 通販ショップの駿河屋

知る人ぞ知る中古品の通販サイトなのですが、駿河屋で扱っている商品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも検索できない場合が多いです。

ディズニー関連の本やCD、DVDもなぜか破格で出品されていることが多いです。ぼくもお世話になっています!!在庫は激しく変動するので、タイミングが合えば、破格に出会えるかもしれません。

まとめ

東京ディズニーリゾートを訪れるゲストを「おもてなし」するために、どのような運営を目指したかが中心に記されています。

実際にその場に居合わせた本人が書いているため、非常にリアリティのある感動的な内容にも仕上がっています。

元副社長自らが書き記しているためか、こんなこと公開しちゃっても大丈夫なの!?という情報が多く見られるレアな資料です。


他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください!

東京ディズニーリゾートが大好きで、その秘密を探りたい人は是非読むべき本だと思いました。

詳しい内容を知りたい方は、是非買って読んでくださいな!
     
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