【ディズニーの本】『ディズニーランド裏舞台―夢の王国で働く人の物語』を読んでみた!

【ディズニーの本】『ディズニーランド裏舞台―夢の王国で働く人の物語』を読んでみた!
こんにちは。ぼくです。

今回は『ディズニーランド裏舞台―夢の王国で働く人の物語』を購入したので、読んでみます。

ディズニーマニアには欠かせない本ですよ!

どんな本なの?


ディズニーランド裏舞台 夢の王国で働く人の物語

書いた人:青木 卓 (ルポライター)

ざっくり内容:潜入取材でディズニーランドで働く人間模様を記す


この本は、1961年愛知県生まれのルポライター『青木卓(あおきたかし)』氏によって書かれました。

1992年に行った、著者自身の東京ディズニーランドへの潜入取材(5ヶ月間)の経験が書かれています。東京ディズニーシーもまだオープンしていない頃の内容になります。


オリエンタルランドのキャストとしてではなく、下請け企業の誠和企画に入社し、ショーやパレードでコスチューム着脱の補助をする美装部(キャラクターイシュー)として潜入します。

ディズニーランドの仕掛けや仕組みなどの舞台裏を暴くというよりも、実際に働くことで、夢の王国で働く人々の人間関係や環境を克明に記している印象です。

隠れミッキーや待ち時間短縮などの裏技は書かれていませんが、東京ディズニーリゾート(特に、ショーパレ)を好きな人にとっては、非常に興味深い本です。

どこで買ったの?


ぼくは、BookoffOnlineで購入しました。

数年前に手に入れたのですが、タイミングよく中古の在庫があり、200円で買うことができました!!

Amazonは、在庫が豊富なのでオススメです!楽天市場やYahooショッピングでも、たまに値段の安い中古品が出品されていることもあります。

手に入らなくなる前にゲットしましょう!早いうちがオススメです!

本の構成は?


ディズニーランド裏舞台 夢の王国で働く人の物語

主に、下記のような13項目から構成されており、245ページあります。

文章が中心の本ですね!
  • 最後の日
  • 夢の世界へ
  • ミッキーマウスは生きている
  • パレードが回る
  • みんな陽気に笑っている
  • 楽屋の中から
  • 幸せという絶対神
  • エブリシング・イズ・ハッピーハッピー
  • 自由の代償
  • わたしを一人にしないで
  • さよなら夢の国
  • 豊かな日本のお伽噺
  • いつになったら夢から覚めるの?
かなり踏み込んでいる内容なので、舞台裏を知りたくない人は読まないほうがいいですよ!

気になった内容は?

ミッキーを青い袋にいれる!?

筆者はコスチュームに関わる仕事をしていたため、キャラクターに関してきになる記述がありました。

キャラクタールームは関係者以外立入禁止となっている。ドアを堅く閉ざしている。キャラクターが着替えているところや、ミッキーやドナルドのヘッドがごろごろしているさまを見られないようにする。(p,34)

キャラクタールームには、ヘッド(頭)が置かれているんですかね?想像したくないです・・・

ヘッドやコスチュームをいつもキャラクタールームに隠しておくわけにはいかない。楽屋へ運ばないといけないし、修理をするためにワークルームへ持ち出す必要もでてくる。こんな時は、けっしてむきだしで運んではならない。かならず青い布の袋にいれる。(p,34)

青い袋・・・ひょっとしたら、そこにはミッキーの頭があるかもなんですね!?

ディズニーランドのズーとは!?

東京ディズニーランドには、ズーと呼ばれる施設があるんだとか・・・

キャラクタールームは、ズーともよばれた。動物園である。ネズミやアヒルやイヌたちが住んでいるからである。ズーはキャラクター美装部の前線本部だった。美装部キャストは最初にズーに集結し、それぞれが担当するショーの楽屋へ散る。ズーはまた、ぬいぐるみを着てショーを演じるクルーたちの本拠地でもあった。(p,49)

ズーにぬいぐるみ・・・こんなに明らかにしちゃって大丈夫なんですかね??

ディスパッチ1とディスパッチ2

パークの専門用語に関する記述もありました。

パレードビル前の幅広い道は、ディスパッチ1とよばれている。ディスパッチとは、急派する、特派するという意味。ここからパレードが発進するため、この名がつく。ディスパッチ1は、木の扉1枚を隔ててオンステージと接している。扉を内に引くと、そこにファンタジーランドが広がっている。(p,71)

なるほど!ホーンテッドマンション横の木戸を「ディスパッチ1」というんですね!

ディスパッチ1を出発したパレードは(中略)ファンタジーランドとトゥモローランドの境を進み、バックステージへ消えてゆく。バックステージにはいると、木立の中を細い道が続いている。(中略)この細い道をディスパッチ2という。(p,71)

パレードの終点、トゥーンタウンの出口を「ディスパット2」というんですね!勉強になります!!

コスチュームは車が買える値段!?

コスチュームについて、興味深い記述がありました。

コスチュームはアメリカのウォルト・ディズニー・エンタープライズがデザインし製作する。アメリカでつくったものでなければ原則として使えない。新しいコスチュームが必要となった時は、そのつどアメリカに発注する。(p,108)

しかも、その当時行われていた「パーティグラパレード」のコスチュームの費用については・・・

クラブは一体96万円で、なかでは安いほう。バナナやパイナップル、オクトパスなどは160−180万円もスル。(p,108)

当時の価格で200万円するものもあったんですね!!今だともっと高そう・・・

東京ディズニーランドのゲートクリアとは!?

夢と魔法の王国の舞台裏に入るには「ゲートクリア」が必要だと言います。

IDや通行証が期限切れだったり、忘れたりしたときは、ゲートクリアという手続きを踏む。(p,34)

なるほど・・・やはり、セキュリティが厳しいのですね。

まずゲートから現場に電話をいれ、ゲートクリアを依頼し、いったん電話を切る。(中略)現場では、この日わたしが勤務につく予定になっていることをたしかめたうえ、セキュリティオフィスへ入場許可を依頼する。オフィスからゲートに電話がかかり、入場が許される。現場、セキュリティオフィス、ゲートの3カ所でチェックすることから、三角チェックともいう。(p,127)

今がどうなのか分かりませんが、当時はこのようだったらしいですよ!

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まとめ

キャストとして潜入取材を行い、生で経験した筆者だからこそ書ける貴重な内容が詰まった作品でした。

今が同じ状況かはわかりませんが、東京ディズニーリゾートのショーパレなどのエンターテイメントに興味がある人にオススメな本でした。


他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください!


比較的手に入れやすいみたいなので、読んでみることをオススメします!
     
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