今回は『東京ディズニーランド超ガイド Door of Dream［夢のとびら］（オーロラストーン伝説）』を購入したので、読みたいと思います。
少し昔に発売された本ですが、ディズニーマニアには必携の本ですよ！
どんな本なの？
書いた人：東京ディズニーランド（公式本）
ざっくり内容：物語型のガイドブック
この本は、1996年に講談社より出版された、パーク公式の書籍です。ざっくり内容：物語型のガイドブック
本のタイトルに『東京ディズニーランド超ガイド（Tokyo Disneyland Super Guide）』とありますが、最近出版されているような普通のガイドブックとは全く違います。
どこが違うのか。それは『オーロラストーン伝説』という夢と魔法の王国で起こる”物語”と並行してパークの紹介がされているところです。
なんとも風変わりでレアなガイドブックですよね！２５年くらい前だから、できたことなのかもしれませんね。。。！
パークの年間パスポートを持っている方にオススメですよ！初心の気持ちになることができますし、新しい発見に出会えること間違いなしです！
どこで買ったの？
ぼくは、Amazonマーケットプレイスで購入しました。
数年前に手に入れたのですが、タイミングよく中古の在庫があり、295円で買うことができました！！
Amazonでもまだ売っているみたいです。あまり知られていない本ですが、非常に興味深い内容が記されていて大変貴重です。
手に入らなくなる前にゲットしましょう！早いうちがオススメです！チェック！
どんな内容なの？
ざっくりとした内容
彼女の友人である「舞」と「モコ」と一緒に遊んでいる時、悪の女王マレフィセントが『東京ディズニーランド征服計画』を企てているところに３人は遭遇してしまいます。
その計画を阻止するために、パークに３つある聖なる石『オーロラストーン』を見つけ、パークの平和を維持するための冒険に奮闘する。。。
そんな壮大な物語と並行して、パークのエリアやアトラクションを紹介するという『物語×ガイドブック』という要素を持ち合わせた、非常にユニークな本です。
シンデレラ城ミステリーツアーなど、今は無くなってしまったアトラクションも出てきます。
しかし、ハラハラドキドキ感を味わうことができる物語性や、豆知識やコラムなどガイドとしての情報性も非常に高い本に仕上がってます。
本の構成
下記のような２２話から構成されており、255ページあります。
文章が中心ですが、挿絵や地図・コラムなどがあり、非常に濃厚な内容です。
- 夢の扉をさがして
- 古代神殿の壁に記されたメッセージ
- 考古学者バクスター博士との約束
- チキゴッド謎の神託
- 西部の町に広まる「消えた黄金伝説」
- 洞窟に隠されていた秘密の抜け道
- 暴走する無人の鉱山列車
- すべてを知っていたフクロウどん
- ゆくえ知れずの空想のろうそく
- 振りかけられた妖精の粉
- 嵐のなかの舞踏会
- 白雪姫の見た悪夢
- 城門にあらわれた無念の騎士
- 再びあらわれた笑う宝石
- なんでもない日、おめでとう！
- 目の前で消えた文字
- マレフィセントの挑発
- 店長トニーは愛妻家
- タイヤから出てきた暗号文
- SFの父と行く時間旅行
- アーティストのノートに記された伝言
- 決戦 マレフィセントvs.３人娘
ディズニーの世界観を生かしたストーリー展開が素敵ですよ！
気になった内容は？
今回は、前半の気になった内容をピックアップ！！
ジャングルクルーズを経営している会社とは？
ジャングルクルーズといえば、パークで大人気のボート型アトラクションです。
船長さんの面白い話や、いろんな動物が出てくるあのドキドキ感がたまらないですよね！
実は、ジャングルクルーズを経営する会社にも深いストーリーがあるみたいです。
ジャングル探検会社（ JUNGLE NAVIGATION CO.,LTD.）は1992年に設立されました（建物の右手に書いてあります）。じつは、このボート乗り場はかつて「ジャングル交易会社」のドックとして利用されていました。ところが、なぜか急に川の流れが変わってしまい、交易をするための大きな船はドックに入れなくなってしまいました。そこで会社のオーナーは、長年の夢であったジャングル探検のための旅行会社に衣がえしたのがいまの会社なのです。 （p,29）
初耳です。ジャングルクルーズを経営しているのは「ジャングル探検会社（ JUNGLE NAVIGATION CO.,LTD.）という会社なんですね！
交易会社から旅行会社に変えてしまうなんて、オーナーは思い切りが良さそうです。
ちなみに、今はジャングルクルーズ・カンパニーとなり「ジャングルクルーズ： ワイルドライフ・エクスペディション」としてナイト・クルーズも始めました。
内容も、探検よりも動物保護的な意識が強まった気もします。サムも転職を繰り返して、今はお守りを売ってますしね！
ウエスタンリバー鉄道のバクスター博士
ウエスタンリバー鉄道は、パーク内を走っている蒸気機関車のアトラクションです。老若男女楽しめるので、乗った方も多いことでしょう。
ちょうどビックサンダー・マウンテンを過ぎ、恐竜がいるトンネルに入る瞬間、左手に工具箱があることを知ってる人はいるだろうか？
その工具箱には「DR. T BAXTER U.S. ARCHAEOLOGY SOCIETY」と書かれています。一体どんな方なんでしょうか？
バクスター博士は、米国考古学会メンバーで、これまでビッグサンダー・マウンテンにある恐竜の化石をずっと発掘してきた（p,37）
そんな方らしいです。ちなみに、こんな風貌なようで。
大きなワシ鼻、そして縁なしの眼鏡の奥にはコバルト色の瞳が輝き、口びるはVの字を描いて（p,37）
ちなみに、現実世界でビックサンダー・マウンテンを考えたイマジニアは、トニー・バクスターという方です。彼に敬意を払った演出っていう感じですね！
ちなみに彼は、インディ・ジョーンズ・アドベンチャーにも関わっています。この本にも誕生秘話が書かれていました！
スプラッシュ・マウンテンの名前の由来
リーマスさん曰く、ジッパ・ディー・ドゥ・ダーの時代、スプラッシュ・マウンテンのことを”チカピンヒル”と呼んでいたそう。
ちなみにチカピンヒル（Chick-A-Pin Hill）は、アメリカに生えているクリの木「chinquapin」とのダジャレらしいですよ！
でも、あることがきっかけでスプラッシュ・マウンテンになったんだって！
ある日、アライグマのラケッティの密造酒をつくっている最中に蒸留器が爆発、近くにあったダムがこわれ、チカピンヒルが水びたしになってしまいました。クリッターたちは、それからこの山をスプラッシュ・マウンテン（水しぶきの山）と呼ぶようになったのです。（p,100）
こんな経緯があったんですね！そして、ラケッティのその後は・・・
ラケッティは、「密造酒をつくるのはもうこりごり」といって、こんどはあらたにソフトドリンクを売る商売を始めました。それが「ラケッティのラクーンサルーン」なのです。おかげさまでお店は大繁盛。こんなことなら、はじめからジュースを売っていればよかったと、お客さんにぼやいているそうです。（p,100）
ラケッティの経営手腕は凄いですね！今も大繁盛ですし！！
ちなみに、スプラッシュ・マウンテンの本当の名前の由来はこの本に書いてました！
スプラッシュ・マウンテンは人間が実験台？
でも、グランマ・サラのキッチンの料理人でもある「サラおばあちゃん」がこんな話をしてました。人間、なめられてる！？笑
いま、ビーバーさんたちは、スプラッシュ・マウンテンの水の流れをコントロールする装置を開発しているんだそうよ。それが完成すると、木材を自由に運べるようになるんだってさ。実用化も間近みたいで、人間を乗せて実験中だとかいう話だけど・・・（p,105）
つまり、ぼくたちはビーバーの実験台に喜んで参加していたのですね！！そう考えると感慨深いです。。。
後半はこちらをチェック！
トゥーンタウンの通貨はシモレオンだった！？など衝撃の事実が書いてありましたよ！
ぼくのオススメの買い方！
ぼくのオススメの買い方は「１,５００円以上のお買い上げで送料無料！通販ショップの駿河屋」です！
知る人ぞ知る中古品の通販サイトなのですが、駿河屋で扱っている商品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも検索できない場合が多いです。
ディズニー関連の本やCD、DVDもなぜか破格で出品されていることが多いです。
ぼくもお世話になっています！！
在庫は激しく変動するので、タイミングが合えば、破格に出会えるかもしれません。
まとめ
悪と戦う物語とともに、東京ディズニーランドを紹介するという、新感覚のレアなガイドブックでした。ハラハラドキドキの内容の上、様々なディズニーキャラクターも出てくるので小説として読み応えも非常にあります。
一方で、ガイドブックとしての機能も果たしており、内容もかなり深いので、気になる方は一読をお勧めします！！
他にも読んでみたので、ぜひ参考にしてください！
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